リニューアルした新美南吉記念館(愛知県半田市)へ行ってきた。
今年は新美南吉生誕100周年の年に当たる。
新美南吉が生まれ育ち、29年の短い人生のうちで最も長く過ごしたのが半田市岩滑地域であり、
亡くなったのは岩滑の自宅だった。
お墓も半田にある(北谷墓地)。
南吉の童話の舞台は故郷の岩滑のものが多い。
私が子どもの頃は新美南吉の関連資料は岩滑コミュニティセンターの2階の一室に所狭しと並んでいたが、
今から20年くらい前に新美南吉記念館が完成してそこで一般公開されるようになった。
そして、今年その記念館がリニューアル。
今までの展示内容に少し慣れというか飽きもあったのでどのように変わったのか見てみたくて行ってみた。
印象は一言で言うと「随分と良くなった!」だ。
新美南吉記念館は南吉の地元の半田市北部の岩滑地区にある。
南吉の家がある集落からは少し西方に離れおり、童話「ごんぎつね」の舞台となったエリアだ。
ここが完成した当時は周りは丘陵地帯であまり何もなかったからいい雰囲気だったが、
最近すぐ隣に中央分離帯がある大きな道路が開通し、南側には大型スーパーが開店・・・。
周辺は宅地開発(でも今は空地が多い)。
すっかり景観が変わって雰囲気が台無しになってしまったのが惜しい。
記念館の建物は建設当時いろいろ物議を醸したが、外観は面白い形状をしている。
リニューアルしたのは中身だ。
図書室の前が街並みの雰囲気となり、展示室がグレードアップ。
見応えある展示物がいろいろ。
そして、グッズ販売コーナーの品揃えもかなり充実していた。
欲しいものがかなり増えて迷うほどだ。
グッズ販売コーナーや喫茶ルームは入館料を払わなくてもショップ用の入口から入れるから
また買いに来ようかな。
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