2014年2月15日土曜日

どうなる?八事山興正寺

今年のお正月、昨今新聞紙上でいろいろ記事が掲載されている興正寺へ行った。
前回行ってから15年くらい経過しているかな。
そのときのイメージとあまりにも変わっていたので驚いた。
新聞紙上をにぎわしているのは高野山から離脱する云々ということ。
これは、興正寺が土地を中京大学へ無断で売却して利益を得ていたことに端を発しているらしい。
お寺の本山とそれに連なる寺院は、資産の売却でも上納金みたいなものを出さないといけないということもこの記事で初めて知った。
その上納金みたいなお金のことはともかく、
最近の興正寺の様子はおかしい。
行ってみるとよくわかるが、昔のような趣のある風情が無くなっていた。
もう営業拡大路線丸出しのようでがっかり。
いろんな建物を建てて、販売している御守やグッズ等もかなり充実。
何やら最近はお寺ウェディングや成人式記念写真プランもあるらしい。
しょっちゅうイベントも開催しているようだし。
それに、問題となった土地売却のこと。
お寺と中京大学の敷地境界線辺りを見るとビックリする。
中京大学の校舎がお寺の敷地ギリギリに迫って建てられていて、何だこれ?と感じるほど。
寺の周辺の土地を売ったのか、お寺の周りをぐるっと中京大学に取り囲まれているような形になっている。
ここまでして土地を切り売りせねばならなかったということは、
相当お金に困っていたということなのか?
お寺の雰囲気が営業拡大路線になっているということもそういうことなのか?
元々由緒正しいお寺であるだけにもったいないと感じるのは私だけではないだろう。
これ以外にもいろいろ問題が発覚して新聞紙上をにぎわしていただけに、
早く正常な状態へと戻って欲しいと願う。

2014年2月9日日曜日

豚まんの謎(551蓬莱と蓬莱本館)

先週大阪で研修だったので、お土産に豚まんを買った。
あの有名な「551蓬莱」ってやつだ。
このとき、「蓬莱って豚まんを売っている店は別にもあるらしい」という話を聞いたことを思い出した。
551蓬莱で配布しているチラシにもライバル店「違う蓬莱」として掲載されているし(「お間違いなきように!」なんて書いてある。
ということで、この機会に調べてみた。

これらの豚まんの店は、昭和20年創業の「蓬莱食堂」にまでさかのぼる。
台湾出身の3名が難波で創業した店だ。
この3名は昭和39年にそれぞれが独立して店を持つことになり、「551蓬莱」「蓬莱本館」「蓬莱別館」という別々の会社を興した。
この中で551蓬莱が「違う蓬莱」としてライバル視しているのは「蓬莱本館」だ。
蓬莱別館は豚まんの小売はしていないらしい。
ライバル視しているということは、それなりのレベルの商品を売っているということだろう。
こうなると、違う蓬莱の豚まんも食べてみたい。
そこで、売っているところを探して食べてみた。
印象として、皮の厚さとか餡の量とか味、みずみずしさなどいろいろ差があることが分かった。
味は個人の好みが大きく分かれるので何とも言えないところだけど、
私はどちらかというと違う蓬莱の方が好きかな。
値段は若干高いけど。
気になる人は食べてみるといいと思う。