2012年3月13日火曜日

第1回マラソンフェスティバル名古屋・愛知とウィメンズマラソン名古屋 の審判をしました

昨年まで3月第2日曜日に開催されていた名古屋国際女子マラソンと、
毎年11月23日に開催されていた名古屋ハーフマラソン・名古屋シティマラソンが合体し、
今年から「マラソンフェスティバル」として巨大市民マラソン化した大会へと衣替えした。
その第1回が今回で、その審判をした。
名古屋で初めての巨大市民マラソン(出場者数は合計で3万人)ということで 、
大会役員(特に幹部)や愛知県警はかなりご苦労されたことと思う。
日々刻々と計画が変わって、それに追いついていくのがやっとだったとの話もあった。
私は比較的負担が軽かったが、それでもいろいろ大変で不手際があった。
来年へ生かすために反省してみたい。
①予め決まっていた補助員の人数より、4人少なかった。
補助員のリーダーによると、人数が減ることは事前にわかっており、
不足分は当日補充してくれると言われた、とのこと。
しかし、私は初耳だった。
②集合場所がわからない審判が何人もいた(打ち合わせ中に何人にも場所を聞かれた)。
自分の担当場所は事前に調べておくのが筋だと思うが、
方向音痴の人もいるのだろう。
③コーンやテープの設置などの準備時間が足りなかった。
いろいろな不手際があったせいもあるが、
私の担当エリアですべての準備が終わったのは先頭通過の30秒くらい前(もう先導の白バイがはっきり見えていた)。
それと、
予め配布された資料には交通規制看板(道路に立てる)の設置場所が掲載されていなかったが、
実際は看板が7枚準備されていて、
陸協審判も現場警察官も どこに設置していいのかわからなかった。
看板は道路に設置したいが勝手に使っていいのかがわからず、
技術総務に問い合わせして解決(先頭通過予定の10分前)。
④私の担当エリアはコースの前半(15㎞未満の地点)だが、
トイレに行きたい人が続出して困った。
聞いた話によると、
スタート前にトイレに行きたかったのに混んでて行けなかったので
我慢してスタートしたとのこと。
そのため、大会で決められた最初のトイレ地点ですでに長蛇の列となり、
私の地点でも長蛇の列・・・。
その列は歩道にまで延びた。
これでは待ち時間が長くて関門の制限時間に間に合わないと苦情が出たために、
周辺でトイレを貸してくれそうなところにお願いして貸していただいた(エリートランナーを除く)。
⑤選手からの質問に間違って回答してしまった(大反省点)。
今回は出場者のほとんどが市民ランナーで (出場者の47%が初マラソン)
走りながら質問する選手が非常に多かった。
つい間違って答えてしまったのが4回ほど・・・。
関門の場所や救護所がある場所・・・。
ちゃんと事前に覚えていたのに、急に問われて勘違いしてしまった。
申し訳ないです。
⑥今回は何故か審判には公式プログラムが配布されなかった。
そのため、どんな選手が出場しているかわからず、
沿道の人に聞かれてもちゃんと答えられなかった(新聞に載っている程度の情報のみ回答)。
⑦今回は道路の通行止めの時間が極めて長く、
私の担当エリアはおよそ5時間通行止め(道路の横断も不可)。
そのため、 自転車の人などから若干の苦情が出た。
また、私のエリアは道路に向って一方通行の道がかなり多くてその辺りの住宅も多い。
今回は何も言われなかったが、きっとそこにお住まいの方も思うところがあるだろう(試合が終わるまで車は出せないから)。
ちなみに、私の友人が今池に住んでいて、
その辺りは午前6時から午後4時くらいまで通行止めだったらしく、
大変だったとのこと。
今回は審判も必要人数が集まらず、学生審判の応援を依頼し、
補助員(ボランティア)も必要人数の6割しか集まらなかったので各部署でかなり大変だったはず。
でも、大きな事故が無くてよかったと思う。
来年は今年の反省を生かし、よりよい大会になればと思う。