2010年4月5日月曜日

第2回 花車茶会













偶数月の第1土曜日は花車茶会。
私が勝手に慕っている〇さんやそのお仲間が主催するお茶会。
このお茶会は流派が決まっているわけではない上に、
価格も比較的お値打ち(だと思う)。
家元が云々とかいう堅苦しい会ではなくて
お茶を本当に楽しめるカンジのお茶会だ。
場所も名駅に近いので超初心者の私としてはとても行きやすい。
ということで、
ちょっとお茶の世界も知りたいを思っている私にとってはうってつけだ。
我が妻は正座がキライなので、
何故お金を払ってわざわざ正座をしに行くのか理解できないらしい(ちなみに、
能管の稽古も正座をしなければならないのでキライらしい)。



今回は職場の仲間と能管の藤田流の仲間でもあるTさん(師匠は違う)を誘って3名で出席した。
ただ、私以外の2名はお茶を習っているので私なんぞとは格が違う。
仲間に恥をかかせないためにも頑張らねば!
でも、実はそれほど緊張はしていないのだが。

完全予約制なので代金は支払い済み。
比較的空いているという11時に待ち合わせして一緒に出かけた。
今日の席主は裏千家の方。
私は裏千家の本とNHK入門ビデオを観て勉強したから多少心強い(あまり関係ないか・・・)。

前回(2月)のときはいきなり正客をさせられたので
雪が降っていたのにもかかわらず汗をかいてしまった。
だから、今日は正客から免れるために〇さんに頼んでおいた。
おかげで正客にはならずに済んだが、
私の回の方は着物の方自体が少なくて正客の押し付け合いがひどくてビックリ。
最後は主催者の1人のFさんが指名した方に落ちついて一件落着。

今日のお菓子(主菓子)は美濃忠のもの。
江戸時代に存在した名古屋の名店「桔梗屋」の流れを継ぐ一流の店だけあって
おいしいお菓子だった。
干菓子は席主お手製のものとか。
お茶はふくよかな味だった。
2月のときのお茶の方がふわっとしたカンジだったかな。

誘ったお二方もこのお茶会をかなり気に入ったようで、
次も出席するために予約をしていた。
私たちの回が終わった後、
〇さんといろいろ趣味の話(能楽・祭り・骨董)の話が少々盛り上がり、
つい長居をしてしまった。
〇さんの話は奥が深~いが、
ざっくばらんなカンジがとてもいい。
また別に日にちを決めて、
我が笛の師匠が〇さんのお店に預けている能管(90万円?)のを見せてもらう約束をした。
買って欲しいらしいが、私にはまだちょっと無理だな~。

次回のお茶会も楽しみだ。