2011年1月10日月曜日

能管 稽古始め

今年になって初めての笛の稽古日は7日(金)だった。
昨年末の稽古で大癋(おおべし)が一応合格となったので、
今回から鞨鼓(かっこ)を習う(大癋は上手に吹けていなかったのでかなりオマケの合格だが)。
鞨鼓は最初の部分は中之舞と大体同じだが、
途中から今までの舞囃子とは全く異なる曲調となるので難しい。
今回は唱歌を習った。
唱歌でさえ難しいから、
こりゃかなり自宅でかなり稽古しないと笛は吹けないな~。

 さて、私は藤田流の家元の家(藤田舞台)にある稽古場で稽古をつけていただいている。
私の師匠は竹市学先生。
だから、家元の家のある一室で稽古をつけていただいているとは言え、
家元にお会いしたことは一度もない(家と稽古場とは入り口が別)。
まあ、家元は雲の上の存在だから当たり前か・・・。
稽古場の隣には能舞台がある。
そこには上の写真の飾りがあった。
藤田流のお正月はこの飾りなんだろう。


家元の家の入り口にある注連飾りはこれ。
シンプルな意匠だが、このタイプのものを売っているところを見たことがない。
おそらく昔からの伝統の様式の飾りを注文して作ってもらっているのだろう。
半田市立図書館にあった注連飾りの絵本にこれと似た意匠のものが載っていたから、
昔は一般的なタイプだったのかも。


その他のいろんな扉にはこのタイプの注連飾りが飾られていた。



わが師匠の車は相変わらず猫たちのお気に入りの場所。
今日は1匹しか乗っていないが、4匹乗っているところを見たのが最高記録。
でも、ノラだから寄っていくと逃げるのが残念(私は猫好き)。