2008年11月15日土曜日

有森裕子・布袋寅泰らと走る! ~エンジン01文化戦略会議 オープンカレッジinなごや~



11月8日(土)に「エンジン01文化戦略会議 オープンカレッジinなごや」というイベントに行ってきた。
本当はこの日は出勤すべき日だったが、休みが取れてラッキーだった。

「エンジン01~」とは、異分野の専門家が自由な意思を以って集まり、
相互に学び合い、新時代の文化を創造していくことを目的とし、
この目的を果たすための活動を行う上で、
公正と無私の心を基本理念としている団体である。
構成メンバーは本当に各界の著名人ばかりで、
具体的には以下のページをご覧いただきたい。

http://www.enjin01.org/index2.html

で、今年はその会が主催するオープンカレッジが
たまたま名古屋で開催されたので行ってきたのだ。
このような全国レベルのイベントはよく「名古屋飛ばし」をする。
が、この会は今年は名古屋を会場としてくれた。嬉しいことだ。
会場は名古屋国際会議場(白鳥センチュリーホール)。

オープンカレッジなので、いろいろなテーマごとに講座があり、
各界の著名人がやってきていろんな話を聞かせてくれる。
私はそういった講義形式の講座一つと、体を使った講座一つをチョイスした。
その体を使った講座が「有森裕子と走ろう!」である。

有森裕子とは、あの有名な「自分で自分のことをほめてあげたい」の名言を残した
オリンピック女子マラソンの銀メダリストである。
今はプロのランナーではなく、このような講座の講師をしたり
国際陸連の委員やNPO法人の代表など忙しい毎日のようだ。
現役選手の時代と違ってとても充実したいい顔をしていた。

今回はたくさんある講座の中の一つということで、
エンジン01のメンバーの何人かが一緒にこの講座に参加していることがミソ。
有森以外の参加者は、浅葉克己、伊藤穣一、犬養裕美子、岡田達雄、
林真理子、布袋寅泰、矢内廣とそうそうたる顔ぶれ。
でも、この人たちちゃんと走れるの?というのも正直なところ。
この講座のチケットは随分前に売り切れており、人気は高い。
120人くらい出席しているだろうか。
写真撮影や録音は一切禁止という厳戒態勢だったので、
残念ながら写真はない。
サインも、基本的にはダメだということだった。

この日は朝からあいにくの雨だったが、走る時間になったらほとんど止んだ。
雨が続いたら講演会になる予定だったが、走れそうなのでRun決行となった。
講座は90分間で、最初の30分~40分くらいは有森の話を聞く。
自分の昔話はほとんどなくて、ジョガーとしての心得とか楽しみ方、シューズの選び方などためになることばかりだった。
参加者から「シューズなどはどこで買えばいいのか?」という変な質問があり、
有森は名古屋は知らない土地なのでまごつく場面も。
ただ、有森はあるスポーツメーカーがスポンサーについているので、
「できれば『エーエスアイシーエス』と書いてあるメーカーの製品を買ってください」と笑って言っていた。

そのあと外へ出て、
準備体操とウォーキングをして白鳥公園のコースを一周。
その後はフリーで走るのを30分くらいというメニュー。
私は最初布袋寅泰をマークしてすぐ後ろを走っていたが、
布袋はフリー時間になるとあっという間に後ろに下がって行った。
残念!
布袋はかなり身長が高くて大物のオーラを発しているが痩せている。
ライブで鍛えた身体だから体力はありそうだが、持久走はどうかな~。
その後途中で公園内をチラっと見たところ、コース外を歩いているのを発見。
やっぱりな~。
今回参加したことの目的のうちの一つは「布袋のすぐそばで一緒に走る」だが、
それは一応達成できた。
有森はコースを逆走したりして、メンバーが無事走っているかをチェック。
途中でハイタッチなどをする。

Run終了後に再び集まって、01メンバー各位が感想を述べる。
ここで、林真理子の「子どもをだっこしたお母さんより遅かったのがショックだったが、
私の場合はおなかにその分ついているから条件は同じか、と思った」などと述べていたのが面白かった。
あっという間の90分間、来年はもう名古屋では開催されない。
三重や岐阜などでの開催なら行けるので、また行きたいなあと思うイベントだった。

※敬称略