2013年4月7日日曜日

第16回四日市シティロードレース大会に出場

初めて四日市シティロードレースへ出場した。
この大会はおそらく以前存在していた2つのレースを合体させて出来上がったのもだと思われる。
それは、四日市ロードレース(四日市市教育委員会主催、毎年2月11日開催)と四日市シティマラソン(四日市青年会議所主催、毎年4月第1日曜日開催)だ。
合体にあたり、四日市シティマラソンの日程に合わせたようだ(時期的に桜まつりみたいなイベントも開催されるし)。
私は現役時代(中学時代)にいずれの大会も出場したことがあり、いずれも16分台で走ったという相性の良い大会だった。
が、今の大会とはコースが違うから、どんなコースなのか楽しみでもあった。
事前の天気予報では雨の予想・・・。
しかも、低気圧が急速に発達して暴風雨になるかもとのことで、
どうしようかと思案していた。
が、久しぶりに雨の大会も経験しておかないといけないと考えて出場することに。
幸い、当日は風はかなり強かったものの午前中だけは晴れたのでよかった。

会場は四日市市陸上競技場。
ここはスタンドがあるオールウェザーの競技場で、伊勢市にある県営陸上競技場が使用できない場合に使うことに指定されているグラウンドだ。
近鉄八王子・内部線の日永駅から徒歩10分くらい。
試合の後に車を長距離運転するのは眠くてよくないので電車で行った。
全国の交通系ICカードが共通で使えるようになったので所持しているマナカを早速試してみようと思っていたが、なんと内部・八王子線は対象外だった(IDカード改札が無い)。
しかも、乗換駅の近鉄四日市駅で内部・八王子線と駅が別々になっていることも判明・・・。
この線は廃止の危機にさらされているとは聞いていたが、
少々不便な状態なんだな。
そして、乗換してみてびっくり。
内部・八王子線はナローゲージの鉄道だった。
路面電車みたいな小さな電車が3両編成(塗装がカラフル)。
席に座って足を組むと向かい側の席に届きそう。
でも、こういう電車もいいなぁ。

さて、会場に着いて受付を済ませ、アップがてら会場内をチェックしてみる。
雨の予想だったため受付場所が体育館になっていたが靴のまま入れるようにセッティングされていたのがよい。
コインロッカーや更衣(男子には)に十分なスペースがあり、陸上競技場内にも更衣室(男・女)がある。
これなら雨が降った場合でも安心。
大きな荷物の人は有料の荷物一時預かり(500円)もある。
駐車スペースは思ったより広くない。
満車になると近くで停められる場所は無いから困るだろう。
小耳にはさんだ話では、四日市駅周辺に車を停めて電車で来たという人もいたようだ。
会場周辺は工業地帯と住宅地になっていて、幹線道路(国道1号など)も通っているから路駐はすぐレッカーだろう。

10kmの部の受付終了が8時10分。
スタートは8時55分。
大会の運営は極めてスムーズな感じで滞りない。
スタート順はナンバーカード(ゼッケン)に付けられたアルファベットによってエリア分けがされていた。
私はAだった(申告タイム順だと思われる)。
ここでも特に問題は無い。

10kmのスタート地点はトラックの100mスタート地点より15mくらい先のホームストレート上。
開会式が終了したらすぐ集合となる。
スタートしたらトラックを1周して外へ。
最初に走る公園内は路面の状態があまり良くない。
そこを走り抜けると市街地へ。
市街地は道幅が広くてこの出場者数だと余裕だ。
某大会みたいに出場者数が多すぎて道いっぱいに広がって全然前に行けないなんてことは無い。
全般的に高低差はあまりなく、橋を渡るところなどに上り下りがある程度。
普段だと記録が出そうなコースだ。

ただ、今年は強風にさらされ、後半が主に向かい風だったのが辛かった。
特に今回は練習の一環として出場しているから足の疲労がピークでスタートしてすぐ足が重くてこりゃダメだと思ったくらい。
でも、あまり変な走りもしたくないから行けるところまで予定タイムで走ってみる。
予定のタイムは1kmあたり4分で走ること。
5kmまでは何とか予定タイムで行けたが、そこから先は向かい風もあってペースがガタ落ち。
1kmあたり4分20秒以上かかってしまい、2月の刈谷の記録より2分も遅いタイムでゴールした。
しかし、スプリントも練習に取り入れた成果が少し感じられたのがよかったかな。
一応出場者の1割以内の順位に入れたし。

総括として、いい大会だったな。
役員・補助員の方はとても慣れていてスムーズないい運営をしていたと思うし。
問題点と言えば、走り終えた後にどこへ移動するにも必ずコースを横切らないと無理なこと。
選手が走ってくる間隙をついてコースを横切るのはできたら避けたい。
ゴール前にトラックを1周しないコース設定にしたらこういうことは無くなるのになあ。
あと、サービスで貰えることになっていた豚汁やおにぎりの行列が200mくらい伸びていて断念したことも残念だったなあ。
とくしまマラソンまであと2週間。
それまでに足(特に腿)の疲労を取って、本命のとくしまマラソンに備えるだけだ。
マラソンを走るためには練習量が圧倒的に足りないができるだけの準備をしようと思う。