2009年1月8日木曜日

能の囃子に挑戦!参加者募集中!

私は能のお囃子に使う楽器のうちの能管(横笛)を習っています。
それは、私は地元の祭が大好きで、
その祭のお囃子(山車を曳くときに演奏するお囃子)は能楽囃子にルーツがあると思うからです。
で、名古屋にある能楽笛方・藤田流という流派に弟子入りしています。
この流派に弟子入りしたきっかけは、名古屋能楽堂が主催する「能楽学ワークショップ」に参加して、
意外と気軽でお値打ちに稽古できるとわかったからです。

名古屋能楽堂はいろいろなイベント(ワークショップ)を企画していますが、
この冬に「能の囃子に挑戦」というものを企画しています。
現在参加者募集中です!

能の囃子に使う楽器とは、笛(能管)、大鼓、小鼓、太鼓の4つです。
このワークショップはこれらの楽器を初めて触る人を対象にしており、
一通りの楽器を触る(演奏する)ことができます。
で、笛と小鼓、大鼓と太鼓のうちからそれぞれ1つを選択し、
最後にグループ別に合奏して終了です(課題曲は謡曲風にアレンジした「荒城の月」です)。

ワークショップの会場は名古屋能楽堂です。
日程は、2月3、10、17、24、3月3日(全て火曜日)の18時30分~20時です。
全5回全て出席できる方のみ応募できます(1回でも休むと授業についていけません)。
定員は30名(応募者多数の場合は抽選)
受講料は3000円(5回通し)

応募方法は、はがきに住所・氏名・電話番号を記入し、
〒460-0001 名古屋市中区三の丸1-1-1
名古屋能楽堂 能楽ワークショップ「囃子」係へ送ればOK。
応募締切は1月13日(当日消印有効)です。

私は2年前のこの講座に当選して受講し、大鼓と笛を選択して合奏しました。
とのとき笛の講師だった先生(竹市学先生)に弟子入りして今に至ります。
ちなみに、今回の笛の講師は竹市先生ではありません。

どの先生も名古屋を中心に活動しているプロの能楽師で、
良い方ばかり。
費用もかなり安いし、この機会に能楽の囃子にトライしてみてはと思います。
で、気に入った楽器があれば弟子入りしてみては。

2009年1月4日日曜日

初詣


普段は1月1日の午前0時過ぎに初詣に行っているが、今年は珍しく昼間に行った。なぜなら、私は今年が前厄で、1月1日の深夜0時から3時過ぎまで地元の神社で振る舞いを行っていたから。

私の住む地域は年越し参りが盛んだ。というのも、各地区の氏神で厄年会の方々が参拝者に「振る舞い」を行うからだ。地区によって内容は異なるが、地域に住む同年が任意加入の厄年会を結成して前厄と本厄の2年間(地区によっては前々厄~後厄の4年間)厄祓いにつながる各種行事を行う。年始の「振る舞い」はその一環。午前0時から参拝者に対してお神酒や蕎麦、フランクフルトなどを振舞う。これは、自分たちの厄を参拝された皆さんに広く受けてもらいという趣旨。その他、厄祓いの神事や節分の豆まき、地元への寄付など各種行事、神事が予定されている。私はその行事に参加していたために年越し参りはできなかった。だから、昼間に神社へ。

みんな夜に来るから昼間は空いているだろうと思っていたら、そうではなかった。行ったのは1月1日の15時半くらいだが、神社前は車が渋滞しており、拝殿前は参拝する人が行列を作っていた。写真ではわかりにくいが、行列は階段まで続いていた。お札や破魔矢を受けるところも混んでいた。意外と昼間も参拝者が多い。

それと、夜は振る舞いを行うテントがあった場所には露店が出ていた。6軒あったかな。ウチの辺りではどの地区の氏神も振る舞いを行うので露店は出ないと思っていた。が、振る舞いを行うのは1日の午前0時~1時間くらいで、それ以降は露店も商売になるから出店するらしい。
新たな発見がたくさんあった初詣だった。