ついに我が笛のお社中も発表会を開催することになった。
今まで発表会をやらない主義だったのにどうして・・・?
そのあたりの事情を先生にお聞きしたところ、毎年いろんなお弟子さんから「発表会はやらないのか?」とか「忘年会はやらないのか?」などというような問い合わせが多数寄せられているとのことで、もう面倒だから発表会→忘年会と1日でやってしまおうと考えて開催することにした、とのことだった。
でも、番組には藝道三十周年って書いてあるけど・・・。
ということで12月8日(日)の午後2時半から発表会で、終了後に同じ場所で忘年会をすることと決定した。
幹事が岐阜在住の方だから岐阜の某料亭で開催。
岐阜かあ~、ちと遠いなあ。
何せこの日は伊勢で朝から試合なので始発で伊勢へ行き、試合が終わったら速攻岐阜へというハードスケジュール。
しかも、前日は朝から愛知駅伝の審判をして、終了後に地元の祭の若い衆の忘年会で午前様だったから3時間少々しか寝ていない。
遊びとは言え、かなり厳しいスケジュールだった。
私は今まで発表会のような場で人前で吹いたことが無かった。
家でも家族がいない時間帯に吹いているくらいだ。
でも、意外と緊張はしなかった。
適度に疲れていて緊張する気力がなかったのか、人前に出るのに慣れていたのか・・・。
発表会の曲は自由に選べるとのことだったので今習っている「神楽」をやることにした。
ただ全部吹くと長すぎるし、まだ全部習っていないから、先生と相談してカカリ~初段+二段の直り+打ち上げ留めという短縮系で行うこととなった。
神楽か・・・。
何というめぐりあわせだろう。
能楽の神楽という曲は我が地元のお祭りのお囃子「道歩き」とか「道行き」と呼ばれている曲の原曲だと考えられているのだ。
お祭り好きの私が、なんと初めての発表会で祭囃子に関係する神楽を吹く。
全然上手ではないし、ところどころ間違えたけれど、一応いつもと同じくらいには吹けたと思う(いつもがヘタだからそれなりということ)。
緊張しなかったのが良かったのか、試合等で疲れていたので力が抜けて良かったのか。
その後忘年会となったが、私はお座敷での忘年会が苦手。
何だか会社の慰安旅行とか忘年会みたいで。
何せ、お酌をするため席を移動するのがめんどくさい無精者だから。
お酒が飲めない体質だしカラオケも苦手だし。
しかし・・・まあこれも付き合いだ。
ということで忘年会はそれなりに盛り上がって終了~。
しかし疲れた1日だった。
次の稽古で先生からの講評が怖い。
0 件のコメント:
コメントを投稿