2013年9月15日日曜日

伊勢神宮の正式名称は「神宮」だった件

神社の世界では、「神宮」=伊勢神宮ということに決まっている。
伊勢神宮のお守り等を見ると「神宮」と書いてある。
お守りなどを購入したときに入れてくれる封筒や紙袋などにも「神宮」と書いてある。
「伊勢神宮」とは書いてない。
これがその証拠だ。
神社の頂点に立つのは伊勢神宮。
神棚の中央にお祀りしないといけないのは氏神ではなく伊勢神宮の内宮の御札と決まっている。
参拝者数で勝る明治神宮や熱田神宮は同じように「神宮」と名がついているけれど
「神宮」=「伊勢神宮」とのことだ。

伊勢神宮というのも実は正式名称ではなく通称名。
皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)及び別宮、摂社、末社、所管社を含めた合計125の社宮を「神宮」=伊勢神宮と総称する(これらの所在地は三重県伊勢市を中心とした4市2郡に分布している)。

今年は20年に一度の遷宮の年。
10月には新しい神殿に神様がお移りになるのだ。
20年かけていろんな神事を行って引越しの準備をし、
それが今年完成する。
私もいろんな神事・行事に参加してきたから、いろんなことが思い出される。
20年前の遷宮のことも。

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