愛知駅伝の審判に行ってきた。
会場はモリコロパーク。
第1回の頃はまだ公園整備が全くできていなくて、
工事中の立ち入り禁止区域を特別に開放してレースをしたものだ(もちろん未舗装区間が多数あった)。
それから数えて今年で5回目。
大会も紆余曲折を経て段々こなれてきたカンジだ。
主催は東海テレビだから、
いかにもテレビ局の人というカンジの人がうようよ。
何でメディアの人ってあんなにすぐ分かるんだろうか?
独特の雰囲気だ。
私は今年も愛知陸上競技協会から派遣の走路員。
担当区間も同じ場所だ。
会場に9時半集合。
そこで審判の打ち合わせがあり、
なんと弁当(お昼用)が配布される。
自分のエリアに配置される補助員は11時半に来るからそれまでに食べろということだ。
仕方ないからすぐ食べる。
この大会はいろんなスポンサーがついているが、
その中の大スポンサーである某大手メーカーからの要望により、
今年から走路補助員のすべき担当業務案内が配られた。
何やら、この会社の社員は愛知駅伝の補助員としての働きぶりが人事考課に影響するらしく、
働きが悪い人は評価が下がるらしい。
で、昨年度の大会で「走路員のすべき仕事内容が釈然としない」というクレームがあったために
今年は案内を作ったそうだ。
しかし、補助員をすることが人事考課に影響するなんて・・・。
本来の業務じゃないのに・・・
これって法的に問題ないのだろうか?と考えてしまう。
私の担当エリアはスケートリンクの南西側にある池の北の道路だ。
4区(小学生女子)・6区(小学生男子)・9区(アンカー:一般男子)が通る。
例年は歩道と走路の間に柵が無かったために応援の人たちが前に出てきて困ったが、
今年は予め柵が設置されていたので助かった。
今日は空いている時間にまきまきさんというアスリートに会って挨拶するつもりだったが
時間が合わず断念。
スタート時間までひまなので、担当エリアで少したそがれる。
私がいたところはちょうどいいカンジの林が広がっているところで、
初冬の日差しが木漏れ日となって私に降り注ぐ。
何となく癒される気分だ。
このままボーっと池や遠くの景色を眺めていたい気分に駆られたがそういうわけにもいかない。
レース中に反則行為があった。
某自治体のチーム(名前は伏せるが、白いユニフォームで上位を走っていたチーム)の
コーチ役の大人(サングラスの男)が選手に併走していたのだ。
それも、途中から走路に入って、
6区の小学生男子の選手に声を掛けながら。
陸上競技規則で、選手に対する助力は禁止されている。
今回の場合は声を掛けながら伴走することと、
選手ではない者が走路に入って走っていたことがルール違反。
ルールを教えるべき大人が平然と違反していたことに驚いた。
反則してまで勝ちたいの?
その大人のせいで、
一生懸命走ったその区間の小学生男子の頑張りは正当に評価されない。
大人がルールを破って援助してしまったのだから。
この駅伝大会で感じる嫌な部分の一つだ(とにかく勝てばいい、と考える風潮が
いつも上位にいるチームに蔓延している気がする)。
この問題は走路委員会へ報告したから
来年度は厳しく注意されることだろう。
まあ、この大会は陸連の正規の大会じゃないから
お祭気分で楽しめばいいと言えばいいのだけど、
監督者はもっと真面目に取り組んで欲しい。
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