2010年11月16日火曜日

東京出張


東京出張に行ってきた。
今回は出張より
ついでに組んだ予定の方が中心となってしまった感がかなり強いが、
まあそれはご愛嬌。
今の仕事になって出張はほとんどない。
しかも、私用でも東京へ行くのは数年ぶり。
だからかなり意気込んでついでの予定を組んだのだった。

用事があったのは11月15日(月)。
しかし、ただ出張するだけでは面白くないから、
14日(日)を東京で過ごすことにして前乗りすることに(前日が休みでよかった)。
ただ、13日(土)は仕事だったから、
帰宅して45分でお風呂~ご飯~準備を済ませて
ギリギリのタイミングで夜行バスに乗り込んだ。
今は半田から東京行きの高速バスが出てるから便利だ。
しかし・・・東京到着時間が早すぎて、時間を潰すのが大変。

しかも、私が言った日はちょうど日本でAPECの会議が開催されている期間だったから、
東京中のコインロッカーが使用禁止になっていて重い荷物を預けることもできず・・・。
やむを得ず銀座まで歩いてインターネットカフェで仮眠したのだった。
初めて行く銀座が夜明け前とは・・・。
しかし、普段は見ることが無い時間帯の銀座の様子はレアかも。

ついでに組んだ予定とは・・・
①画家の友達と会って銀座で銀ブラ。
②愛あんまん氏と会って新宿で夕食を一緒に食べる。
③出張の本来の予定が終了した後に東京国立博物館へ行く(東京芸大へも寄り道)。
④その後、東京大学総合図書館へ行く(複写したい資料があった)。
⑤インド人のクリエイター(広告の仕事をしている友達)と中目黒でお茶。
それぞれについてちゃんと書くとその一つずつでかなりの長さになってしまうから割愛するが、
帰宅してしばらくはそのイメージが抜けず、
夢だったような2日間に感じられた。
今回会った人は普段は会えない人ばかりだから余計に。


そして、初めて銀座へ行って
そのよさに触れてすっかり銀座好きになってしまったことも大きい。
画家の友達は今は充電中で銀座の画廊で働いている。
だから、銀座にいる人じゃないと分からないネタもいろいろ教えてもらった。
2日間でいろんな銀座を観た。
夜明け前の銀座、朝の銀座、昼の銀座(ホコ天)、夕方の銀座、夜の銀座・・・
夜になるとメインの通りには30m間隔くらいで客引きが立つ。
スーツを着ているが一目で分かる人たちだ。
銀座の飲み屋さんの客引きは「お飲みは?」と言う。
へ~!という感じだ。

個人的な意見だが、銀座はやっぱり少し年齢を重ねてからの方が楽しさを感じる街だと思う。若いうちはちょっと敷居が高い。
私も今の年齢になってから始めて銀座に行ってよかったかなあと思う。

ただ、銀座の中央通りにユニクロや吉牛、洋服の青山が出店しているのは納得できない。銀座には似つかわしくない店だからだ。出店は自由だけれど、やっぱり違和感を覚える。

銀座は休日の12時からホコ天となる。すると、何故か道路の真ん中でベンチを出してくつろいでる人とか、犬や猫をつれてきてみんなに見せびらかす妙な人がいて面白い。

我が家では人気の松崎煎餅の本店へも行ってきた。思ったより小さな店だったが、2階のお茶席へも行けて大満足。
後は鳩居堂・伊東屋・教文館・ヤマハ・銀座千疋屋・和光・・・と見るだけ見て回った。

タウン誌・ミニコミ誌、私は必ずその地のものをゲットする。大学時代はミニコミ誌を出版するサークルに入っていたから、こういうものに目が無い。

お店のパンフレットや情報誌の類も必ずゲット。だからモノが多くなって部屋が狭くなる・・・。モノが捨てられないタチだから・・・片付けねば。

出張の用事が終わってから、少し時間があったから東京国立博物館へ。出張先が上野だったからちょうどよかった。

偶然東大寺大仏展をやっていた。今年の8月に研修で奈良へ行き、東大寺でこの八角燈篭を見たばかりだったから、この偶然にビックリ。
博物館の展示案内で、より詳しい状況が分かり勉強になった。扉のうち後補の部分があることとか。一見して分からない技術の高さが素晴らしい。
あと、東大寺では下から見上げることしかできないが、ここでは上からも見ることができるよう館内がレイアウトされていて、普段とは違った角度から見ることができるのもよい。
他の展示物(仏像)もその裏側へ回ってみることができるなど、展示にかなり工夫がなされているのがとてもよかった。

東博には本館の裏にこんな庭園があった。今まで何度か東博に来ているが、ここの存在は知らなかった・・・。何やら春と秋しか公開されないとのことだったので、行ってみることに。

茶室などいいカンジの建造物も多数移築されていた。


庭をこれだけの状態に保つのは大変だから、公開期間を制限しているのだろう。

土日祝は混雑していると思うが、私は平日に行けたから空いててよかった。しかも、本来は休みのはずの月曜日がこの日は特別に公開していたからラッキーだった。

上野には博物館・美術館も多数あるが、あの東京芸大もある。出張先にも近いからちらっと寄ってきた。

その後、本郷まで歩いて東大の総合図書館へ。コピーしたい資料があったからだ。東大の図書館は築90年くらい。建物時代が重厚な作りで博物館のようだ。学生も多数勉強していて、これだけの人数がいながら静謐な空間が維持されていることに驚く。
高速バスで行くと、半田から片道4000円(早割り)。
到着時間が早すぎてちょっと疲れるが、
この安さは無視できない。
バスで往復しても新幹線の片道代金にもならない。
私のような貧乏人にありがたい乗り物だ。
また機会があったら東京へゆっくりと行きたいものだ。

0 件のコメント: