2008年6月29日日曜日

ロードランナーズ in 大須OYS


 私の友人がバンド活動をしているので、彼らのバンド:ロードランナーズのライブを観に行った。ライブなので聴きに行ったという方が正しいのか。彼らはアマチュアバンドなので、もちろん大きなホールでのライブではない。いわゆるライブハウスというところでのライブで、1バンドあたり30分程度の持ち時間で10バンドくらい出演する中の1つのバンドとして出る、という形だ。今回も大須OYS。ちょっと狭いライブハウスだ。私もかつてちょっとバンド活動をかじったこともあるし、仲間にもバンドをやっている奴も結構いたが、今ではこの友人だけが活動している。

 彼らの出番は21時20分くらい、とのことなので21時頃に入る。私は以前、彼らのライブを最前列で聴いていたときにスピーカーに近すぎたのか1週間ほど難聴になってしまい、それ以降大音量に弱くなった。そのため、常に後方からライブを観ることにしている。出番の前のメンバーには会場で会えるが、出演直前だけあって独特の緊張感を漂わせる。我々はもはや趣味でライブ活動をする年齢ではない。今日出演する他のバンドの奴らは我々より多分10~20年くらい若い。そんな中でのライブなので、ハイレベルの演奏で他を圧倒しなければならない、という気持ちもある。

 このバンドになってからのキャリアは長い。途中で名前を変えたりギターが変わったり休止していた期間もあったが、もう7年以上もやっている。当初は60年代初頭のロックンロールをやるバンドとしてスタートしたが、今はもっと幅広い年代の曲をやる。ほとんどオリジナル曲ばかり。友人はドラムだ。身体はやや小柄で痩せているのでドラム向きではないように見えるが、とてもアグレッシブなドラムを聴かせる。

 曲のレビューを書くと長くなるので避けるが、最初の頃と比べるといいバンドになったなあと思う。曲の完成度も高い。同じメンバーで続けていくと、方向性とか音楽の好みなどが合わなくなってきたり煮詰まってきたりすることもあるが、彼らはこの調子で続けていくであろう。夏は暑いので活動休止するとのこと。秋には活動再開するので、興味のある人は聴きに行って欲しいと思う。

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