上の3枚の写真はコラージュでは無い。
昨年の10月1日付で発表された最低賃金を守れという愛知県・三重県・秋田県の各ポスター。
同じ日本なのに県ごとでこんなに時給が違うなんて絶対おかしい(アップ額も愛知県が一番高いし)。
時給が低い県は、じゃあ物価が安いかというとそうでもない(まあ都会は地価が高いけど)。
この不公平を是正するのは政治の仕事でしょ。
政治家がサボっているからこういうことになるのだ(もしくは都市部を優遇しすぎ)。
そもそも、時給が低すぎるというのはまた別問題か。
2018年3月25日日曜日
2018年3月10日土曜日
2018年2月4日日曜日
伊勢木遣りと伊勢音頭について
式年遷宮の神領民側の行事の際には必ず唄われる伊勢木遣り。
これは伊勢音頭の原型となったものらしく、そこかしこに伊勢音頭と同じような歌詞とか言い回しがある。
「めでためでたの若松様よ」とか
「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ、尾張名古屋は城でもつ」など。
1人が木遣りを唄い、その他は合いの手を入れる部分で唄う(それを「囃子」と言うらしい)。
木遣りは各町内ごとに練習して伝承しているが、地区によって少しずつ違うようだ。
また、水揚げ木遣りなどバリエーションもある(陸曳きする町内と川曳きする町内によって木遣りも違ってくる)。
唄い始めの囃子は、私が参加させてもらっている町内・奉曳団では
「ソリャサーイはアリャリャリャリャリャ ヨーイソーコー ヨーイソーコーセー」
と唄うけど、
後半の部分は本当は「ヨーイトコー ヨーイトコセー」と唄うのが正しいと思われる。
他の町内ではそのように唄っているようだし、
善所伊勢=ヨイトコセだから「ソコ」だとちょっと違うし。
音が似ているから伝承の過程で少しずつ変わってきたのだろう。
しかし、伊勢木遣りにしろ伊勢音頭にしろ、全国各地にかなり広まっていると思われる。
他県の祭礼などでしばしば「あれ?似てる」と思う歌を耳にするからだ。
お伊勢参りが流行したのは江戸時代中期以後。
それだけお伊勢参りが全国的に流行して伊勢の文化も各地に伝播したということだ。
メロディは違っても似た歌詞の唄が全国各地に結構ある。
歌詞は基本的にめでたい内容だし(そうでないものもあるけど)。
我が地元はかつては港町で、伊勢との航路があった。
その時代に伊勢木遣りや伊勢音頭が伝播したようだ。
今でも亀崎潮干祭で唄われる伊勢音頭はメロディーこそ随分と変わっているが
歌詞は本家とほぼ同じ(こちらで独自に作った歌詞も多数ある)。
それと、祭の日の朝に行われる棒締めの際に唄われる「棒締め音頭」も伊勢木遣りと似た言葉が使われている(「ヤウトコセ」「ヨイヤナ」など)。
そもそも棒締め音頭と言われているけど実際は木遣りみたいなものだし。
伊勢の文化は我が地元へも多数もたらされていることが今でもわかる一例だ。
「ヤットコセ ヨイヤナ」という部分は伊勢音頭でも使われているけれど、
実はこれは太古の昔から伊勢に伝わる御霊歌が基になっているらしい(もちろん木遣りや伊勢音頭より成立が古い)。
→彌長久(いやとこしえ) 吉哉な(よいやな)
亀崎では棒締め音頭で唄われる「ヤウトコセ」は「ヤー運徳生」だと言われているが、
この言葉が伊勢からの伝播とすると亀崎説は違っている。
いずれにしても祭礼ということでめでたい言葉を使うというところに変わりは無い。
ちなみに伊勢音頭の「ヤートコーセーノヨーイヤナ アララ コレハイセー」の後半の部分は
「安樂樂(あらら)是者伊勢(これはいせ)」だそうだ。
先日伊勢市の河崎というところにある「河崎商人の館」というところへ行き、
係の方からどこから来たのかを聞かれたので「半田市から来た」ことを伝えたところ、
伊勢と半田はかつて海運で結ばれていたと言われ、とても喜ばれた。
やっぱり伊勢で歴史を勉強している人はみんな半田市を知っているんだな。
これは伊勢音頭の原型となったものらしく、そこかしこに伊勢音頭と同じような歌詞とか言い回しがある。
「めでためでたの若松様よ」とか
「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ、尾張名古屋は城でもつ」など。
1人が木遣りを唄い、その他は合いの手を入れる部分で唄う(それを「囃子」と言うらしい)。
木遣りは各町内ごとに練習して伝承しているが、地区によって少しずつ違うようだ。
また、水揚げ木遣りなどバリエーションもある(陸曳きする町内と川曳きする町内によって木遣りも違ってくる)。
唄い始めの囃子は、私が参加させてもらっている町内・奉曳団では
「ソリャサーイはアリャリャリャリャリャ ヨーイソーコー ヨーイソーコーセー」
と唄うけど、
後半の部分は本当は「ヨーイトコー ヨーイトコセー」と唄うのが正しいと思われる。
他の町内ではそのように唄っているようだし、
善所伊勢=ヨイトコセだから「ソコ」だとちょっと違うし。
音が似ているから伝承の過程で少しずつ変わってきたのだろう。
しかし、伊勢木遣りにしろ伊勢音頭にしろ、全国各地にかなり広まっていると思われる。
他県の祭礼などでしばしば「あれ?似てる」と思う歌を耳にするからだ。
お伊勢参りが流行したのは江戸時代中期以後。
それだけお伊勢参りが全国的に流行して伊勢の文化も各地に伝播したということだ。
メロディは違っても似た歌詞の唄が全国各地に結構ある。
歌詞は基本的にめでたい内容だし(そうでないものもあるけど)。
我が地元はかつては港町で、伊勢との航路があった。
その時代に伊勢木遣りや伊勢音頭が伝播したようだ。
今でも亀崎潮干祭で唄われる伊勢音頭はメロディーこそ随分と変わっているが
歌詞は本家とほぼ同じ(こちらで独自に作った歌詞も多数ある)。
それと、祭の日の朝に行われる棒締めの際に唄われる「棒締め音頭」も伊勢木遣りと似た言葉が使われている(「ヤウトコセ」「ヨイヤナ」など)。
そもそも棒締め音頭と言われているけど実際は木遣りみたいなものだし。
伊勢の文化は我が地元へも多数もたらされていることが今でもわかる一例だ。
「ヤットコセ ヨイヤナ」という部分は伊勢音頭でも使われているけれど、
実はこれは太古の昔から伊勢に伝わる御霊歌が基になっているらしい(もちろん木遣りや伊勢音頭より成立が古い)。
→彌長久(いやとこしえ) 吉哉な(よいやな)
亀崎では棒締め音頭で唄われる「ヤウトコセ」は「ヤー運徳生」だと言われているが、
この言葉が伊勢からの伝播とすると亀崎説は違っている。
いずれにしても祭礼ということでめでたい言葉を使うというところに変わりは無い。
ちなみに伊勢音頭の「ヤートコーセーノヨーイヤナ アララ コレハイセー」の後半の部分は
「安樂樂(あらら)是者伊勢(これはいせ)」だそうだ。
先日伊勢市の河崎というところにある「河崎商人の館」というところへ行き、
係の方からどこから来たのかを聞かれたので「半田市から来た」ことを伝えたところ、
伊勢と半田はかつて海運で結ばれていたと言われ、とても喜ばれた。
やっぱり伊勢で歴史を勉強している人はみんな半田市を知っているんだな。
2018年1月28日日曜日
パワースポットと称される場所での間違った作法(神様・仏様に手をかざす行為)
最近、全国各地でパワースポットと呼ばれるところが増えている。
それは自然の地形や岩、神社仏閣など多種多様だ。
パワースポットに認定される明確な基準はない。
噂が噂を呼んで一人歩きしている感じでもある。
その中で、神社の神様やお寺の仏像などに対して手のひらを向ける行為が流行しているようだ。
これは明らかに礼を失した行為でパワーを貰えることは絶対ない。
写真は伊勢神宮(内宮)の神域に鎮座する四至神(みやのめぐりのかみ)。
これはただの石のように見えるが、神域内に鎮座する所管社(伊勢神宮管轄の神社ということ)。
神域の境界の守護神だ。
石座が並んだだけの社殿を持たない古い形態の神。
このような形態の神社は伊勢神宮内にいくつもあり、全国各地の神社でも存在する。
周囲にしめ縄をめぐらしてあるということは神聖な場所ということ。
本当はこんな写真を撮ってはいけないのかもしれないが・・・。
そんなところへ手のひらをむけてはバチが当たるので厳に慎むべき行為だ。
※伊勢神宮職員からお聞きした話を元にかきました。
それは自然の地形や岩、神社仏閣など多種多様だ。
パワースポットに認定される明確な基準はない。
噂が噂を呼んで一人歩きしている感じでもある。
その中で、神社の神様やお寺の仏像などに対して手のひらを向ける行為が流行しているようだ。
これは明らかに礼を失した行為でパワーを貰えることは絶対ない。
写真は伊勢神宮(内宮)の神域に鎮座する四至神(みやのめぐりのかみ)。
これはただの石のように見えるが、神域内に鎮座する所管社(伊勢神宮管轄の神社ということ)。
神域の境界の守護神だ。
石座が並んだだけの社殿を持たない古い形態の神。
このような形態の神社は伊勢神宮内にいくつもあり、全国各地の神社でも存在する。
周囲にしめ縄をめぐらしてあるということは神聖な場所ということ。
本当はこんな写真を撮ってはいけないのかもしれないが・・・。
そんなところへ手のひらをむけてはバチが当たるので厳に慎むべき行為だ。
※伊勢神宮職員からお聞きした話を元にかきました。
2018年1月7日日曜日
京大生が書いた、人生を狂わす名著50
少し前にネットで話題になっていた人生を狂わす名著50が書籍化されていた。
チェックしてみたところこの本に掲載されている本はあまり読んでいないものばかりだったけれど、既に人生は狂いまくっている。
早くお迎えが来ないかなあと常々思う。
チェックしてみたところこの本に掲載されている本はあまり読んでいないものばかりだったけれど、既に人生は狂いまくっている。
早くお迎えが来ないかなあと常々思う。
2018年1月4日木曜日
喫茶店コンパルの名前の由来
愛知県人(名古屋人限定か?)なら別に珍しくもない老舗の喫茶店コンパル。
この名前を見るとある業界やその業界の愛好家たちは目を見張るらしい。
それは「能楽界」。
そう、能楽には金春流(こんぱるりゅう)という流派があるからだ。
能楽ファンが萌えるらしいこの店の名前、能楽の金春流とは無関係だ。
お店のHPを見てみるとネーミングの由来が書いてある。
「創業者である先代社長が戦争で中国へ行った時に、現地で非常ににぎわっていた「金春」という飲食店があったそうです。
帰国後に喫茶店を開業するに当たり、その店舗のように繁盛する店舗にしたいと思い「金春」と名付けました。」とのこと。
店名の由来は大陸にあった。
http://www.konparu.co.jp/company.html
この名前を見るとある業界やその業界の愛好家たちは目を見張るらしい。
それは「能楽界」。
そう、能楽には金春流(こんぱるりゅう)という流派があるからだ。
能楽ファンが萌えるらしいこの店の名前、能楽の金春流とは無関係だ。
お店のHPを見てみるとネーミングの由来が書いてある。
「創業者である先代社長が戦争で中国へ行った時に、現地で非常ににぎわっていた「金春」という飲食店があったそうです。
帰国後に喫茶店を開業するに当たり、その店舗のように繁盛する店舗にしたいと思い「金春」と名付けました。」とのこと。
店名の由来は大陸にあった。
http://www.konparu.co.jp/company.html
2018年1月1日月曜日
今年も元旦競歩・長距離競技会の審判をしてきました(2018)
今年も元日朝に開催される元旦競歩・長距離競技会の審判をしてきた。
年々出場者が減っているのが残念なところ。
この大会で出したタイムは公認記録になるのに・・・種目がイマイチなのかな?
私は今年も競歩の計時員。
例年より寒くなかったので手がこわばってボタンが押せなくなることはなかったが、風邪で体調をくずしているのでかなり辛かった。
帰って来たら速攻就寝。
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