2017年12月23日土曜日

たまには学術雑誌を読む


たまには学術雑誌の記事を読む。
普段から、ランナーズとかランニングクリールと言ったランニング系雑誌はほぼ読まない。
読むならトレーニング系・理学療法系の書籍か学術雑誌(査読ありのと無いのと両方)や研究紀要。
CiNiiなどデータベースで論文検索はしてないけどね。
もちろん、専門書や学術雑誌はかなり高価なので図書館で読む。
紀要は書店には売ってないし(まぁ紀要は内容的にちょっと・・・というのも結構あるけど)。
読んでみて手元に置いておきたいと思った書籍は厳選して購入。
雑誌の記事は著作権法の範囲内で複写。

2017年12月20日水曜日

自分で理論的に考えて練習するということ

広島の名門・世羅高校陸上部出身で現在は世羅高校の陸上部監督を務める岩本監督の著書。
本人は大した選手ではなかったと謙遜しているが、インターハイでは1500mで全国大会にも出場していたレベルの選手だった。
実はあの青山学院大の原監督も中国電力の坂口監督も世羅高校出身。
トレーニング方針については私の考えていることと一致する点が多い。

この考え方はまだ日本ではごく少数派。
その考え方とは「練習は短時間で質を高く」。
ただ、今の日本の主流は高強度の練習をたくさん行うというもの(走り込み量重視)。
瀬古氏を始め小出監督など多くの指導者がこの方針でそれなりに実績があるから。

宗兄弟や瀬古の現役時代には理論的なマラソンの練習方法はまだ確立されていなかった。
瀬古の引退前後に練習方法が確立されたと言われるが、その時の方針が高強度の練習をたくさん行うというもの。
実は、その後走り込み過ぎは良くないという考え方が台頭して効率重視の練習方法が取り入れられた時代がある。
だが、その練習方法を実践した瀬古氏の弟子たちは思ったほど伸びなかった(瀬古氏の大学の後輩にあたる渡邉監督や花田監督たち)ので、やっぱりしっかり走り込まないとダメだということになってしまい現在に至る。

現在の世界の長距離界の潮流はこのような20~30年前の理論ではない。
たくさん走り込みをしないといけないという練習方針は見直さないといけないと思う。

2017年12月17日日曜日

若草堂で伊勢うどんを食べる(JR伊勢市駅前・外宮参道)

検定お伊勢さんを受験する前のお昼ご飯。
試験会場の商工会議所の近所だとちとせとか森スパとかがベストだが、一度も行ったことが無い店にしたいと思ってJR伊勢市駅から外宮参道に入る最初の交差点の角にある若草堂へ行ってみた。
一見したところ営業しているのかどうかわからない入るのに勇気のいる佇まい。
でも旗もたくさん上がっているし電気もついてるし。思い切って入ってみた。
お昼時だが空いてる、というか私しかいない。みんな入る勇気がないんだな。
店内は意外と広くて20人以上座れる。奥には中庭があった。

お店はおばあちゃんが1人でやっていて、定番の伊勢うどんを頼む(卵入りにしたけど)。
ライスはサービスで付く。
うどんを食べるときはタレとよくからめてから食べて、残ったタレはご飯にかけて食べてと教えてくれる(伊勢うどんのタレはその色から濃い味のように思われるけど、普通のうどんより塩分は少ないとのこと)。



この店の伊勢うどんは美味しかったなあ。
伊勢市や商工会議所などが発行している伊勢うどんのお店マップにもちゃんと載っていて「貫禄たっぷりに佇むお店」とあった(うまい言い回しだよなあ)。
今はJR伊勢市駅の前にもいろいろ店ができたが、かつてはそこにジャスコがあったので、外宮参道の本当の入口に当たる場所にこの店がある。
その昔は内宮前のおはらい町よりこちら(外宮参道)の方が栄えていて、はす向かいにある中村屋と客の取り合いになっていたそうだがライバルは既に閉店。
若草堂のおばあさんはまだ元気だけど跡継ぎはいなさそうなので、いつまで営業しているかなあ。