2017年12月6日水曜日

スポーツ指導者手帳2018について


今年もスポーツ指導者手帳が届いた。
これは日本体育協会の公認指導員(私は陸上競技)の資格所持者に対して送られてくるものだが、こんなのいらないし。
こんなの送って来るならその分登録料を安くしてほしい。
日本体育協会の指導者資格(私の場合は日本陸連の指導者資格とセット取得)は定期的に講習を受けないと資格の継続ができず、4年ごとに更新する際に20,000円も取られる(講習費用は入っていない)。
そして、これは任意だが日体協の指導者用の責任賠償保険(指導中の事故を補償しているもの)が私の場合は年間5,000円弱。
これ以外にランニング学会の指導員の資格も4年更新で、更新年までに有料の講習を受講しないと継続できない。こっちは更新料は無いけど学会の年会費5,000円を支払わないといけない。
しかも、来年度から年会費が一気に7,000円へ値上げらしい・・・。
計算するとこれら3つの資格のために毎年20,000円近くを払っていることになる(研修の費用や交通費・宿泊費を入れるともっと・・・)。

日体協・日本陸連もランニング学会も泊まりの研修&試験を受けて取った資格なので無くしてしまうのは惜しいが、これまでも指導を依頼されたことはほとんど無いし今後も指導を依頼されることもまずなさそうなので、資格の更新はもう止めようか検討中。
ただ、日体協・日本陸連の資格の方は取るためのハードルが高かったから、そっちだけにしようかなあ。

2017年12月5日火曜日

宮宿(名古屋市熱田区)にある裁断橋と姥堂 

先日の試験の後に散策した伝馬町の街にあった史跡「裁断橋」と「姥堂」。
裁断橋には悲しい物語が・・・
豊臣秀吉が行った小田原征伐(北条征伐)に出征した18歳の堀尾金助は小田原で病死。
母親が息子を見送りに来た場所が裁断橋で、息子の供養のために裁断橋を架け替えたという。
その33年後にも養子の堀尾類右衛門が架け替えたとされ、この際に「息子の供養のためにこの書き付けを見る人は念仏を唱えてほしい」との母親の願いが擬宝珠に刻まれたとされる。
この銘文は日本女性三名文のひとつにかぞえられている。

ちなみに、裁断橋が架けられていた精進川は大正年間に流路の付け替えが行われたので元々の場所は埋め立てられている。
太平洋戦争時の熱田空襲でこの辺りは丸焼けだったが、奇跡的に橋の擬宝珠は焼け残った。

今この場所についている擬宝珠は複製品で、ホンモノは名古屋市博物館に常設展示されている。
姥堂は時宗のお寺で、かつては精進川に掛かる旧東海道の裁断橋西南角の畔にあって、川を三途の川に見立てて奪衣婆を本尊としたので姥堂と呼ばれるようになったらしい。
姥堂も熱田空襲で丸焼けになり、戦後再建。今の建物は1993年の再建(鉄筋コンクリート)。裁断橋もその一角に小さいながら再現されている。境内には都々逸発祥の地の石碑もある。


2017年12月3日日曜日

消防設備士乙種7類を受験

今日は消防設備士の試験日。
本当は受けるつもりが無かったんだが、毎年出場しているお伊勢さんマラソンに出場できないため設備士の試験を受けてみることにしたのだ(免除科目がたくさんあると言う理由で乙種7類:漏電火災警報器を受験)。
試験会場へ行ってみたら受験者の99.9%は男というガテンな雰囲気。そりゃ防災業界は男社会だから仕方ないか。

電気工事士の試験でももう少し女子がいた気がするが、今日は女子を1人も見かけなかった。女子で受験した人はいたのかな?
私は消防設備士甲種4類と第2種電気工事士の免状を所持しているので試験は10問しか解かなくてよい(規格6問、法令4問)。
ただ、その分間違ってもよい問題数の余裕は減るので1問の重みは大きくなる(それぞれの分野で実質半分以上あってないと不合格)。
自己採点の結果は合格だけど、正式な結果が来るまでは分からない。

試験会場のある熱田区の伝馬町はかつて東海道の宮宿があったエリアの一部。
旧東海道も通っており、いろいろな旧跡がある。
徳川家康が子供の頃に織田家の元で人質生活をしていた場所とか、都々逸発祥の地とか。
裁断橋の物語は泣けるのでまた今度。