2015年4月28日火曜日

ミレーフライとミレービスケットの謎

愛知県に生まれ育った人ならミレーフライというお菓子を見かけたことがあると思う。
特に珍しい変わったお菓子では無い。
しかし、最近驚くべきことを発見した。
それは、ミレーフライあるいはミレービスケットと称するこの形態のお菓子は愛知県周辺とと高知県でしか販売されていないということだ。
高知県の友人からたまたまミレービスケットというお菓子を貰い、
それがミレーフライとそっくり(名前もそっくり)だったので調べてみたら
なんと愛知・高知両県独自のお菓子だったらしいことがわかったのだ。
私の記憶では、かつては松永製菓もこのお菓子を販売していたと思うが、
今は松永では売ってない。
三ツ矢製菓というところが生地を生産し、
数社の製菓会社が油で揚げるなど製品化して販売しているとWikipediaにはあった(Wikipediaに記事があったことも驚き)。
記事によると、かつては明治製菓も販売していたそうだ。
しかし、愛知と高知という地理的にも文化的にも全くことなる地域のみで流通したのだろうか。
名前にミレーとついている理由も定かではない。
高知(土佐)の大名は山内家だが、その出身が愛知県だからか?
そんなことは関係ないよな。
謎だ。
ビスケットの一種だからほんのり甘いが、表面に塩がまぶしてあるからそれがイイ味を出している。
いくらでも食べられそう。
食べたことが無い人は一度食べてみるといいと思う。
そう言えば、大学時代に世話になった先輩がこのお菓子が好きだったなあ。
今は音信不通になってしまったけれど、元気にしているだろうか。