2014年3月9日日曜日

2014年名古屋ウィメンズマラソンの審判をしました



今年も名古屋ウィメンズマラソンの審判をしました。
担当業務も例年どおり走路監察。
ただ、名古屋国際女子マラソンからウィメンズマラソンに衣替えしてから毎年バタバタで、
選手通過時間までに準備完了できない状況が続いていたから今年こそはもっとゆとりを持ちたいと思っていた。
が、それは叶わなかった。

ウィメンズマラソンになってから、補助員はボランティアセンターが管轄することになり、
審判はボランティアリーダーだけに指示を出せばよいこととなった。
そのため、以前の審判~補助員という関係が希薄になって、うまくまとまらない状態になってしまったように個人的には感じる。
また、女子のフルマラソン(ウィメンズマラソン)と名古屋シティマラソン(男女のハーフと10㎞)が同日開催になったせいでボランティアが集まらないという問題も重なり、例年準備に手間取る。
昨年は集合時間からかなり遅れてボランティアが来たということが問題だったが、
今年もまたそれが繰り返された(違う団体だが)。
しかも、ボランティア側はそれが全く問題とは思っていないようで、お詫びの言葉は一つもなし。
ボランティアリーダーは「私は代理で来ただけだから、本当のリーダーの指示通りにしている」という。

仕事ではなくボランティアだから、そこまで厳しくするのはどうかという意見もあるが、ウィメンズマラソンは巨大な国際大会。
しかも、女子マラソンとしては世界最大規模としてギネスブックにも掲載されている大会。
大会の運営は審判だけでは不可能だから、ランナーが安全に走ることができるようボランティアには相当な責任が生じている。
ここに、昨今のマラソンブームの問題点の一つが出ていると感じる。
ボランティア無しでは大会が運営できないのだ。
そもそも、陸上競技はアマチュアスポーツだから、審判もボランティアと同じ(資格が必要なボランティアというところか)。
野球やサッカーのように給料を貰って審判をしているわけではない。
でも、 アルバイト料を払って審判や補助員を確保するようなことになったら大会参加費は大幅に跳ね上がってランナーから苦情が殺到するだろう。

大会運営とボランティア・・・とても難しい問題だ。