2013年12月8日日曜日

第一回笛竹会 発表会

ついに我が笛のお社中も発表会を開催することになった。
今まで発表会をやらない主義だったのにどうして・・・?
そのあたりの事情を先生にお聞きしたところ、毎年いろんなお弟子さんから「発表会はやらないのか?」とか「忘年会はやらないのか?」などというような問い合わせが多数寄せられているとのことで、もう面倒だから発表会→忘年会と1日でやってしまおうと考えて開催することにした、とのことだった。
でも、番組には藝道三十周年って書いてあるけど・・・。
ということで12月8日(日)の午後2時半から発表会で、終了後に同じ場所で忘年会をすることと決定した。
幹事が岐阜在住の方だから岐阜の某料亭で開催。
岐阜かあ~、ちと遠いなあ。
何せこの日は伊勢で朝から試合なので始発で伊勢へ行き、試合が終わったら速攻岐阜へというハードスケジュール。
しかも、前日は朝から愛知駅伝の審判をして、終了後に地元の祭の若い衆の忘年会で午前様だったから3時間少々しか寝ていない。
遊びとは言え、かなり厳しいスケジュールだった。
私は今まで発表会のような場で人前で吹いたことが無かった。
家でも家族がいない時間帯に吹いているくらいだ。
でも、意外と緊張はしなかった。
適度に疲れていて緊張する気力がなかったのか、人前に出るのに慣れていたのか・・・。

発表会の曲は自由に選べるとのことだったので今習っている「神楽」をやることにした。
ただ全部吹くと長すぎるし、まだ全部習っていないから、先生と相談してカカリ~初段+二段の直り+打ち上げ留めという短縮系で行うこととなった。
神楽か・・・。
何というめぐりあわせだろう。
能楽の神楽という曲は我が地元のお祭りのお囃子「道歩き」とか「道行き」と呼ばれている曲の原曲だと考えられているのだ。
お祭り好きの私が、なんと初めての発表会で祭囃子に関係する神楽を吹く。
全然上手ではないし、ところどころ間違えたけれど、一応いつもと同じくらいには吹けたと思う(いつもがヘタだからそれなりということ)。
緊張しなかったのが良かったのか、試合等で疲れていたので力が抜けて良かったのか。
その後忘年会となったが、私はお座敷での忘年会が苦手。
何だか会社の慰安旅行とか忘年会みたいで。
何せ、お酌をするため席を移動するのがめんどくさい無精者だから。
お酒が飲めない体質だしカラオケも苦手だし。
しかし・・・まあこれも付き合いだ。
ということで忘年会はそれなりに盛り上がって終了~。
しかし疲れた1日だった。
次の稽古で先生からの講評が怖い。


今年も愛知駅伝の審判をしました(2013)


今年も愛知駅伝の審判をした。
この大会も回数を重ねるに従って当初の盛り上がりがやや影を潜めているように感じていたが、
今年はまた少し盛り返したような感じがした(あくまで個人的な印象だけど)。

盛り上がりに欠けるようになった理由・・・。
この大会で勝ってもその上の大会が無いということも理由にあるが、
回数を重ねてきてマンネリという感じがするのも大きな理由だと思う。
それに、大会が始まった当初の理念が忘れ去られているような気がするところも原因の一つだと思うけれど、強い市町村とそうでないところの差が極めて大きいことが大きな理由なことは否めない。
上位チームはいつも決まっていて、見ていても確かにレースの面白味はあまり無い(強い市町村の人たちは面白いと思うが)。
強い市町村の中には何が何でも勝ちたいために、国体の開催県のような強化対策をしているとかいう噂も聞いた(強い選手を集めるなど)。
選手はみんな競技に一生懸命で余計なことは考えていないから、外野がいろいろ言うのが良くないんだろう。

さて、この大会は実は東海テレビが主催だ。
そのため、会場にはマスコミ関係の人たちがうろうろしている。
そこで感じたのは、どうしてテレビ業界の人たちってこう一目で「テレビ業界の人だ」ってわかるんだろうということ。
身体からそんな雰囲気がにじみ出ている気がする。
小中学校の先生を町で見て「この人先生だよな」って雰囲気でわかるのと似ている。
メディアの人たちの一種独特な空気が取り巻いてる気がすると毎年思う。

ところで、今年は我が市は結構躍進したみたいだ。
例年下位に低迷していたのだが、今年は随分上の方だったんじゃないか?
審判だから応援はできないけれどやっぱり地元が活躍するのは嬉しい。