2012年12月16日日曜日

「なごや文化情報 12月号」に我が笛の師匠の記事が!!

「なごや文化情報」という名古屋地域の無料文化系情報誌の12月号に我が笛の師匠の書いた記事が掲載されている。
能楽師が自分の仕事を宣伝するのにSNSは結構使える、というもの。

以前から能楽の舞台の宣伝は難しいと聞いていた。
それは、映画や現代劇みたいに長期間毎日上演されるわけではないから
派手に広告を打てないという理由がある。
そもそも能自体が一般人からは遠い存在だし。
そして、チラシやポスターを作っても、中々置いてもらえるところが無いからだ。
名古屋能楽堂など公共施設を会場とした舞台だったとしても、
主催は民間(大抵は能楽シテ方のいずれか)だから、
公共施設でチラシを置いてもらうのは結構難しい。
駅などはもっと難しい。
かと言って、新聞広告やテレビCMなど
その日1回だけの舞台のために多大な広告費を使うわけにもいかない。
その点、SNSを使えば無料でPRできる。
PRしている能楽師のページを多くの人に見て貰わねばならないという問題はあるが、
SNSをやっている能楽好きはそれらのページをこまめにチェックしているから
チラシを作れないような小さなイベントでもきちんと情報を観て貰える。
私もかつては師匠の舞台がいつどこであるのかがほとんど分からなかったが、
今ではFacebookを見ていればちゃんと仕事の告知がされているから
今月は遠征が多いとか様子がわかる(でも、他の予定とバッティングして中々舞台を拝見できない・・・)。
ということで、SNSでのPRを実践している師匠の記事が出ていた。
能楽好きは「なごや文化情報12月号」を速攻ゲットすべし!