2012年10月21日日曜日

日本ジュニア・ユース陸上競技選手権の審判をしました(2012年)


名古屋の瑞穂公園陸上競技場で開催された日本ジュニア・ユース陸上競技選手権大会で
審判をしてきた。
大会期間は18日(金)~21日(日)の3日間。
毎朝7時半には瑞穂競技場に到着していないといけないからかなりハードだ。
特に平日はその時間帯丁度通勤ラッシュが始まっているから道路も混んでるし。
この大会は全国大会だ。
長距離種目は別途5月に大会が開催されるから、今回は最長800mまで。
それが少し残念。
ジュニアとは20歳未満の選手、ユースとは高校1~2年生の選手が対象。
陸連登録していて、日本国籍を有すること(外国籍の選手はオープン参加となる)、
決められた標準記録を突破していることが出場の条件となる。
ということは、高校1~2年生はジュニアかユースかどちらかの大会を選んでエントリーすることができる。
今回は記録ラッシュだった。
中でも注目されたのは男女のユース100mに出場した選手だと思う。
特にユース女子100mに出場した土井杏南はロンドン五輪代表選手(女子4継メンバー)だから
記録更新に注目が集まった。
私は審判をしていたから自由に競技を観られない(というより、
私の担当部署ではほとんどの競技を見られなかった)。
ただ、ユース男女100mの時間帯は休憩することができて、
先輩審判と一緒にその走りをスタンドで観た。
男子の桐生祥秀は独走で勝利(大会新記録)、
女子の土井は後半が伸びなかったものの大会新記録で優勝した。
土井は予選や準決では後半流しても独走だったという話だから、
決勝は記録更新を狙って力が入ったのだろう。
今回はユース(高校1~2年)の100m優勝タイムより、
ジュニア(20歳以下)100mの優勝タイムが男女とも負けたという逆転現象も起こった。
頼もしい限り。
これらの選手が今後どこまで伸びていくかが楽しみだ。