その際、JR岐阜駅でレンタサイクルを借りて結構快適だったのでちょっとPRしようと思う。
岐阜県美術館では今「マルク・シャガール‐愛をめぐる追想」展を、
岐阜市歴史博物館では「信長と美濃・尾張」展をやっている。
それを観に行くときにレンタサイクルを活用したのだ。
料金は1日100円。
18時50分までに戻ればよい(冬はもっと短いのかな)。
駐輪場から好きな自転車を選んでと言われ、
バーハンドルのものを選んだ。
私はサドルをかなり高くするので、借りた自転車でもほぼ上限まで上げる。
自転車は見たところ中古だ。
おそらく放置自転車などで引き取り手がないものを修理・整備して活用しているのだろう。
ギヤが付いているものはなかったかな。
美術館・図書館と博物館はJR岐阜駅から見て反対の方角にある。
これを公共交通機関を使っているとちょっと面倒だ。
いちいち岐阜駅に戻って乗換しないといけないし。
しかし、自転車なら2館の間をそのまま直行すればいいから楽ちん。
しかも車では見逃してしまう街並みも見える。
私は普段から自転車に乗っているので、ちょっと距離があっても全然問題ない。
美術館へ向かう道は初めて通る道。
景色がとても新鮮だ。
岐阜県美術館は広い敷地にあるので建物もゆったりした設計。
いちいち階段を上がったりする必要がない建物だと思う。
難点は、敷地内に駐輪場がないこと。
どうしてなんだろうなあ。
景観重視ということなんだろうか。
美術館は平日だけどかなり混んでいた。
女性の割合が7割くらいかな?
道を挟んだ南側には岐阜県図書館がある。
ここも広い敷地に図書館の建物がある。
入口横にあるビルトイン傘立てに感動。
ゆったりとした広さで使いやすそう。
ここも基本的に階段を使わなくてもいいところが良い(新聞や雑誌は2階だけど)。
公共図書館では珍しく自動貸出機がある。
カウンターの前に「赤いカウンター」があって、
質問はとりあえず全部このカウンターの人にすることになっている。
わからないことは何でも聞きなさいカウンターがあるなんて東京の千代田区立図書館みたいだ。
そして、パスファインダーに類する「調べ方案内」が50種類以上もあることに感動。
この図書館は司書が相当頑張っていると思う。
調べ物を終えてから歴史博物館へ向かう。
歴史博物館は金華山のふもとにあるので、自転車で20~30分くらいかかる。
でも、岐阜の街並みを見ながらゆっくり走るので全然苦にならない(帰りは高校生の帰宅時間と一緒だったので
ちょっと走りにくかった)。
岐阜市歴史博物館は常設展が体験型博物館になっていて、
土日祝だとボランティアの方がいろいろな活動をして私たちを楽しませてくれる。
今回行ったのは平日だったし夕方の閉館時間近くだったから
企画展だけ観て常設展へは行かなかった。
普通は展示室にいる見張り?の係員は展示物の説明なんてしないけれど、
今回見張りとして展示室にいたガードマン風のおじさんたちは
みんなにこやかにいろんな説明をしてくれた。
これは一体・・・普段からこういうことをやっていないと
こんな説明はできないし(展示してある文書も読んで説明してくれた)。
平日はガードマンで土日祝はボランティア?
おかげでいろんな話が聞けてよかった。
岐阜バスの方には申し訳ないけれど、
私はやっぱり自転車が好きだな。
岐阜市内に行く時は自転車を借りるに限る!