2012年4月15日日曜日

こんなところでも技術革新(登山・バイクの世界にGPSやUSBが・・・)

技術革新
いろんな世界での技術革新が進んでいるのは理解しているつもりだが、
予想していなかった驚くべきことを知った。

その1
登山の雑誌を立ち読みしていたところ、
最近のデジカメはGPS機能やコンパス機能が付いていることが判明。
そして、耐久性テストと称して車やゾウに踏ませたり、洗濯機で洗ったりしてテストしているとのこと。

その2
バイクに接続する電装部品で、
USB端子や車などのシガー端子が付いているものがあることが判明(カーステにも今やUSB端子が付いている・・・)。
その端子からi-phoneなどに接続できる。
本体をハンドルに取り付けるブラケットも売っていた(ナビとして使えるらしい)。

登山やバイクなどの使用環境がハードで汗臭い世界にもITは着実に浸透していた。
しかし・・・いくら技術革新しても、
これらは電気が無ければ使えない。
いざというときに使うものは電気が無くても使えるものでなければならない。
山で道に迷った時、
カメラや携帯が壊れていなくても電池が無ければ使えない。
バイクで出かけた時に、道に迷ったときに電池が無ければiphoneは使えない。
雨が降ったり沢へ滑落したりして衝撃を受けて故障する場合もありうるし、
水に濡れて機器がダメになる可能性もある。
やはり紙の地図や普通の方位磁針は必携だ。
特に山へ行く時は電子機器だけに頼るのは非常に危険だ。
あまりいいたとえ話ではないが、
殺し屋は全自動の銃は使わないという。
全自動のものはいざという時に不調になったら使えないからだ。
マニュアル操作のできるものなら何とか使える。

便利なものは積極的に使えばいいとは思うが、
身を危険から守るというときに使うものは電子機器は避けたい。
いざというときはやっぱり電気を使わない手動のものが一番だ。