2012年5月27日日曜日

ゼッケンの語源

ユニフォームに付けるゼッケン。
今までこの言葉は外来語だと思っていたが、
実は由来(語源)は定かではないらしい。
このあたりを少し探ってみようと思う。

私たちが子どもの頃は陸上競技のユニフォームに付けるのはゼッケンと称していた。
最近は公式ルール上ではナンバーカード(あるいはビブス)と呼称することになっている。
でも、言いやすいのでゼッケンと言ってしまう人も多いだろう。
私はこの「ナンバーカード」という呼び方が気に入らない(長いので言いにくいということもある)。
それはともかく、
ゼッケンとは何語由来なのか?
調べていくうちにある論文を見つけた。

「109ゼッケンの語源について:レルヒ来日前後を中心として」
野沢巌(埼玉大学),大橋正春(新潟大学)
日本体育学会大会号(34),100,1983-08-18
(社)日本体育学会

CiNiiの論文検索をしていて発見したのだ。
これはPDFのオープンアクセスになっているから
インターネットが使えるパソコン上で本文を読むことができる(わずか1ページだし)。

これによると、スキーと陸上競技のゼッケンについて
それぞれいくつかの説を挙げている。
詳細は割愛するが、
結局は諸説があってわからないという結論だ。
おそらくは外来語をその音が聞こえたとおりにカタカナに当てはめたのだろう。
北海道の地名がアイヌ語の発音に漢字を当てているのと同じように。

ということで、
チラッと調べた程度では全く分からないということが分かった。
全く・・・取りとめのない文章となってしまった。

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