2012年2月16日木曜日

世界遺産 ヴェネツィア展(魅惑の芸術‐千年の都)へ行ってきた

名古屋市博物館で開催中の「世界遺産 ヴェネツィア展(魅惑の芸術‐千年の都)」へ行ってきた。
ヴェネツィアには行ったことが無いが、
生涯唯一の海外旅行先がイタリア(ローマ・ポンペイ)なのでこの企画展はとても興味があった。

博物館HPの案内よると、
「水の都・ヴェネツィア。アドリア海に面したこの街は6世紀頃に誕生し、
東西を結ぶ海洋国家として栄えてきました。
強大な海軍力と交易がもたらす富によって栄華を誇ったヴェネツィアは、
16世紀ルネサンス期に成熟期を迎え、絵画・建築・彫刻・音楽・演劇などの文化が花開きました。
その遺産は現在も街のあちこちに残されています。
 この展覧会にはヴェネツィア市立美術館群等の協力により、
日本初公開資料を多数含む約140件に及ぶ貴重な文化財が集まります。
航海に用いられた道具・貴族の服飾品・絵画などの展示資料を通じて、
冒険に満ちた交易活動・華やかな貴族の生活・黄金期の芸術など、
さまざまな側面からヴェネツィアの栄光に満ちた歴史をご紹介します。
この冬、世界遺産・ヴェネツィアの魅力をたっぷりとご堪能ください。」
とある。

展示解説等を読んで、ヴェネツィアの成り立ちやその栄華を改めて認識し、
大いに感銘を受けた。
特に、ヴェネツィアはラグーナ(潟)の泥の中に木の杭により基礎を築き、
こつこつと石を積み重ねて町の地盤を造り上げたことや
ヴェネツィアの守護聖人は翼のあるライオンのサン・マルコというところなど。
これだけ小さな町が海洋国家として繁栄したのは住んでいる人たちの志が高かったからだろう。
そう言えば、現在は世界中で使われている複式簿記を考案したのは確かイタリア商人だったような。
他にもいろいろ素晴らしい展示が多く、最後まで飽きることは無かった。

あと、私が行った日はたまたまキャンペーン期間中で、
くじ引きすると何か当たるかもというイベントをやっていた。
そこでなんと私は3等が当たった!
商品はイタリアワイン。
私は酒が飲めない体質なのでせっかく当選したのにちょっと残念。
このワインは奥さんの胃の中に納まるだろう。
まあ、めでたしめでたしというところか。

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