2011年5月12日木曜日

美濃忠の銘菓「初かつを」を食べた

母の日にお茶を贈ったら、
お茶に見合う何かいいお菓子を食べたいなあということになった。
そこで、笛の稽古のついでに美濃忠で「初かつを」を買ってきて
家族みんなで食べた。

初かつをとは、淡い桃色をしたういろうのような感じの棹物で、
表面に鰹の切り身のようにキレイな模様が入っているのが特徴。
切るときは袋に入っている糸を二重にして撚って
それで切る。
すると切り口にも切り身の模様が出て
風流な感じで食べられるというお菓子だ。
ういろうよりみずみずしくて、甘さはやや控えめ。
すっきりとした味だ。
確かこの時期しか売ってない。
聞くところによると、この地域でしか見かけないお菓子だそうだ。

今回買ったのは美濃忠の本店。
美濃忠は尾張徳川家が名古屋入府と共に駿河から従ってきた桔梗屋の流れを汲む老舗。
桔梗屋は徳川家御用達をつとめた名門だが、明治年間に休業。
その技術がこの美濃忠にうけつがれている。
駿河から尾張に来たのに屋号が何故「美濃」なのか・・・は定かではない(「忠」は当主が伊藤忠兵衛だから)。
美濃忠のお菓子は私の印象では棹物がおいしいというイメージで、
上がり羊羹も大好物である(これも季節限定)。
初がつをを切るのは実は難しい。
糸をキレイに撚ってもあの魚のような模様が出ないことがあるし、
柔らかいから切ったあと切り口がすぐくっついてしまうし。
相変わらずオイシイが、お値段はちょっと高級価格。
しばしば食べられるものじゃないから
しっかり味わって食べないと!

2011年5月9日月曜日

あいち健康の森でLSD(Long Slow Distance)

久しぶりに健康の森で練習を行った。
友人のフイズさんから練習のお誘いがあったからだ。

私は昨年11月下旬にふくらはぎの肉離れになり、
12月に無理して東海シティマラソンに出場したためにひどくなってしまった。
信号が変わりそうなときに小走りするのも痛いくらいだった。
肉離れはちゃんと治さないと癖になると言われているから
やむなく完全に走るのを休止して治すことに専念した。

そして、3月に入り、少しだけ走ってみて完治していることを確認。
そこから練習を再開しようと思っていたがすっかりサボり癖がつき、
しかも体重も4kgほど増加していたからあまりペースも上げられない。
と言っているうちに祭りシーズンとなって・・・今に至る。
結局練習再開してから走ったのは10日以下。
走距離も大したことはない。
だから、練習会に参加するみんなと一緒に走れるかどうか心配だった。

今回はフイズさん自身も肉離れが治りかけということで、
自然とLSDをすることとなった。
他のメンバーもバリバリ走るタイプの人たちじゃなかったからちょうどよかった(そういう人をセレクトして誘っていたのかも)。
9時にいのちの池に集合。
参加者は6名、そのうち2名は初めて会う方だ。
もちろん私が長老で、フイズさんとは一回り違う。

健康の森にある「いのちの池」の周りは周回コースになっており、
なだらかなアップダウンがある。
1周すると大体1.1km。
これをおしゃべりしながらゆっくり走った。
LSDだから、ゆっくりでいいのだ。
でもフォームには気をつけて怪我をしないよう注意した。
念のために、
最初は下だけウィンドブレーカーを履いて走った。

途中で2回水分補給のために休憩したが、
合計で15kmくらい走った。
こんなに走ったのは数カ月ぶり。
よくもこれだけ走れたと自分でもびっくり。
フイズさんも「すぐタレるって言ってたのに!」とか言ってたな。
しかし・・・仲間と走るのはいいな。
またバリバリと走りたい。
年齢が上がってきているから若いときにようにはいかないが、
それなりに楽しんで走れるレベルにはなっていたい。
私はトラックのレースには出場しないから、
次の試合は多分9月の駒ケ根高原マラソンになる。
今年はアクトスには出場しないし。
それまでちょっと気合いが入らないかもしれないから、
練習会に誘っていただけるのはとてもうれしいことだ。