2011年4月23日土曜日

One Day Cafe #1 (あいちトリエンナーレサポーターズクラブイベント)へ行ってきた

One Day Cafe #1というイベントに行ってきた。
これはあいちトリエンナーレサポータズクラブが主催するアートのイベントだ。

昨年夏から秋にかけて開催されたあいちトリエンナーレをきっかけに結成された「あいちトリエンナーレサポータズクラブ」。
このクラブはトリエンナーレ終了後も交流会や勉強会、トークイベントなどを続けていて、
今年も同様の活動を続けながらトリエンナーレの活動をサポートしていくという。
その活動の一環でこのイベントも開催された。
 会場は名古屋市中区の長者町繊維問屋街にある万勝S館(トリエンナーレ期間中にATカフェがあった場所)。
4月23日(土)13~21時の1日限りのイベント。
内容は、
1階:ワークショップ
2階:愛知県立芸術大学在学生・卒業生の作品展示
3階:映像インスタレーション
4階:アニメーションプログラム
地下1階:イベントスペース(プレゼンテーション・パフォーマンス・ライブなど)

若手主体のイベントだ。

私は17時台に行ったので地下1階では丁度服部さんのパフォーマンスが行われていた。
とても面白かったが、いかんせん会場が狭い。
それに、ホールとして建てられたビルではないので部屋の中央部分に柱が何本もあって、
どの位置から観ても演技がよく見えないのが残念だった。

財政難から次回のあいちトリエンナーレ開催に暗雲が漂っているという噂もあるだけに、
このようなイベントで次回開催へ向けて気運を盛り上げて行って欲しいと思う。
会場ではサポーターズクラブの入会受付を行っていたので入会した(会費は無料)。

「名古屋は芸どころ」という言葉もあるが、
芸術に対して本当にそれだけの関心が向いているのだろうか疑問に思っている。
美術展・コンサート・演劇のいずれも都会の割には動員数が多いというわけではないし、
私が愛好する能楽の世界では高齢化が進む。
御園座などの常設ホールの入場者も芳しくない。
ここで、若い力で愛知の芸術界を盛り上げて行って欲しい。