2011年2月7日月曜日

古い発信機


2月6日は愛知県知事選挙だった。
でも、この日は所用のため都合が悪かったので期日前投票へ行って来た。
私は今まで選挙を棄権したことはない。
まだ「不在者投票」と称していた時代からだ。

今は投票日に旅行に行くという理由でも期日前投票を受付してくれるが、
「不在者投票」の時代は厳格で、公的な理由がないとダメだった(遊びの理由は不可)。
私が大学時代の頃、ちょうど大学祭の日が投票日になったことがある。
衆議院か何かの補欠選挙だったと思う。
そのときも市役所で不在者投票をしたのだが、
理由を説明したら「大学祭において企画実行委員のお手伝い」という理由(これだと遊びではないという解釈になるらしい)にされて
一応投票できることになった。
ただ単にサークルで模擬店をやるというのが本当の理由なんだけどね~。

それはさておき、今回も不在者投票の会場は半田市役所だ。
市役所の本庁舎は極めて古い。
耐震基準を満たしていないということで、
近いうちに建て替えとなるらしい。
その旧玄関ホールにかなり古い発信機(火災報知機の押しボタン)を見つけた。
よく見てみると「東京報知機株式会社」と書いてある。
これは現在のホーチキ株式会社のことだ。
ホーチキのHPで沿革をチェックしたところ、
1972年7月に商号をホーチキに変えたとある。
だから、この発信機はそれ以前に製造され、
取り付けられたものだ。
ちょっと珍しいので写真に撮っておいた。
が、この近くにあった地区ベルは某幡ヶ谷に本社のある会社のものだった。
普通は建物の火災報知システムは同じメーカーのものが付いているはずなんだが・・・。
多分、施工後の保守契約や改修・増築工事などの際に幡ヶ谷に乗っ取られたんだろう。
仕方ないなあ。

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