2010年5月31日月曜日

名古屋大学博物館と南山大学人類学博物館へGO!


先日、
ずっと行きたかった企画展へ行ってきた。
それは、
「縄文のタイムカプセル 貝塚」だ。
これは名古屋大学博物館と南山大学人類学博物館の合同企画。
会期は7月10日までだからもうあと1ヶ月くらい。
うかうかしているといけなくなる。

http://www.num.nagoya-u.ac.jp/index.html
http://www.nanzan-u.ac.jp/MUSEUM/index.html



まず名大へ。
名大と言えばIさん。
だから、Iさんに会いにも行く。
が、Iさんは仕事の都合もあるので、
先に博物館へ行く。
名大博物館・・・この建物は名古屋では著名な実業家・古川為三郎夫妻(映画配給会社のヘラルドや、喫茶のベルヘラルドなどの創業者)が1964年 に寄贈したもの。
設計したのはこれまた著名な建築家である谷口吉郎氏。
元々は図書館として使われていたもので、
今は博物館として活用されている。
常設展示品は主に理学系のものが中心だ。
今回は企画展なので、
2階の展示室へ上がる。
展示品は意外と少ないが、面白くみせる工夫がなされていると思った。
考古学好きな高校生でも興味を持つことができるのではないか?
北海道の根室郊外にある温根湯遺跡の発掘状況のダイジェストをビデオで見せているが、
これを見れば遺跡の発掘は土木工事や農作業と同じくらい泥と汗にまみれた重労働ということがわかるだろう。

博物館を見学後にIさんと会って、
Iさんおススメの理学部の喫茶コーナーへ。
ココはソファーがあるからくつろげる。
ここで、RLTCや練習会・アクトス6時間リレーマラソンのことなどを1時間ほど相談。



その後、附属中央図書館へ寄ってから
合同企画のもう一つの主体である南山大学へ。
名大と南山とはかなり近いので歩いていける。
が、かなりの急勾配の坂が続く。
スゴイところに大学を建てたんだなあ。
北門から入って人類学博物館へ。
ここは、考古学好きならもうとても嬉しくなるくらい遺物が大量に展示されている。
石器・土器・骨角器・金属器・・・。
ちゃんと時代を追った展示で、
しかも日本だけではなく海外の遺跡から出土したものも
ところ狭しと展示してある。
この展示を見れば、
縄文土器のあの「火炎型」のものが作られていたのは縄文中期だけだということもわかるだろう。
展示室3つで
縄文などの考古学遺物の展示室、
昭和時代の生活の品を展示した部屋、
世界の民族の衣装や生活用具、宗教関係の装飾品を展示した部屋に分かれている。
いずれもスバラシイコレクションで必見だ。
昭和の部屋には当時流行った歌手などのレコードが展示してあるが、
その中にレッド・ツエッペリンとドアーズのシングルが展示してあるのが驚きだった。
今日は時間があまり無かったから慌てて見たカンジだが、
入場料無料だし、
また来てみたいところだ。
その後は、南山の図書館を見学し、
ついでだから名城大学にも寄って図書館を見学。
博物館・美術館もそうだが、
図書館めぐりも結構すきなのだ。
ということで、
久々に大学生に戻った気分だった。

※名大・南山・名城はとても近い距離にあるのに、
これだけ学生のカラーが際立って違うのも面白い。
どう違うか・・・行ってみればよくわかる、はず。