2009年6月23日火曜日

サンユースーパーが閉店・・・


いきつけの地元のスーパーが閉店してしまった。
この店は2店舗を経営する 個人経営の小さなスーパーで、
私が子どものときには既に今の場所にあったかなり古い店だ。

私たち夫婦は結婚してからこの店をメインに買い物をしてきたので、
閉店してしまってとても寂しい。

小さい店だから、
品数は少なく、目玉商品があるわけでもない。
建物自体もかなり古くて、店内もやや暗い感じ。
でも、亀崎では欠かせない品もキチンと並んでいたし、
小さな店なのに比較的価格も安かったし重宝していた。
一つのパックの中身が少ないので、
少人数家族には丁度良い量で売っていたこともよかった。

客は地元のおばあさんが比較的多く、
わが夫婦は平均年齢をかなり下げていると自負していた。
地元の祭で私が年行司をやったときは寄付を下さった。
 
それが、今年の春から雲行きが怪しくなった。
閉店するらしいという噂を聞くようになり、
ポイントカードが4月末で終了となった。
そして、他の場所で営業していた系列店が5月に閉店し、
私が行く方の店の品揃えが賞味期限の短いものばかりになった(日用品やお菓子が徐々に無くなっていった)。
この調子だと7月末で終わりかなあと思っていた矢先
急に閉店。
倒産ではなくて閉店(廃業か?)とのこと。
閉店の理由は、競合スーパーが周辺に増えてきて、
先行きが明るくないことにあるらしい。
店の建物も相当古く、建替えも難しいのだろう。
体力があるうちに店をたたんだのだろうか。

亀崎では次々と商店が閉店している。
タイオンドー、江坂さん、双葉、そしてサンユー。
昔からある店が無くなるのは寂しい。
祭で年行司をやってから、
地元の人たちに支えられて祭ができるということを以前にも増して意識するようになり、
なるべく地元の商店で買い物をしようという傾向がより強くなった。
我が家が地元に落とすお金は大した額ではない。
サンユーが無くなってしまったのは大変残念だが、
地元への恩返しのつもりで今後も続けていこうと思う。

6 件のコメント:

くノ一 さんのコメント...

なんだかなぁ、寂しい話ですね。
歩いて暮らせる「コンパクトシティ」構想は国がぶちたててくれましたが、それ以前に「国」は何をしたんでしょうねぇ。

大型店は郊外へ、広い土地のある場所へ行きなさい・・・

そして、今になって中心市街地を元気にしよう!って
もうだまされてはいけない、自分たちの町は自分たちで守りたい!!ですね。

偉大な「潮干祭」を残すためにも

かっちゃん さんのコメント...

同感ですよ!

しゅう さんのコメント...

確かに地元のお店は、お祭りとか何かと世話になりますよね。
そんな、お店がなくなってしまうことは辛いことであり大変なことですよね。
これから、どうしようって考え込んでしまいそうですね。

F氏 さんのコメント...

くノ一さま>
政府の方針は大資本の企業だけを見て決められていますから、地域の中小商店はひとたまりもありません。しかし、住民も便利な巨大スーパーへと流れているし・・・難しいところです。

F氏 さんのコメント...

かっちゃんさま>
ありがとうございます。
地元に育てられ、地元にお世話になっているのに、だんだんと恩返しが難しくなってきました。

F氏 さんのコメント...

しゅうさま>
そうですね。
お祭がなかったとしても地元が大好きですから、地元が寂れていくのは残念なことですね。これからどうしましょう。この店の他の客もみんな困っているだろうなあ。