2008年6月1日日曜日

半田市鉄道資料館 移転オープン

半田市鉄道資料館が移転オープンした。以前はJR乙川駅近くにあったのだが、諸事情によりJR半田駅北側へ移転した。ここの目玉は武豊線で引退列車を牽引したSL C11を展示していることだ。
あまり知られていないが、JR武豊線は愛知県で一番古い鉄道で、明治19年3月1日に開通した。武豊線が敷設された一番の目的は、建設途上だった東海道線の建設資材を武豊港から運搬することで、旅客は2番目の目的であった。これもあまり知られていないことだが、開通当初からあるJR亀崎駅の駅舎は現役最古の木造駅舎だし、JR半田駅の跨線橋も現役最古の跨線橋とか。
そのような関係で、資料館には武豊線関係の資料の資料が展示されている。
オープンの際にはセレモニーが開かれ、国会議員や県会議員、市会議員などお偉方が出席して挨拶したが、式を担当していた役員たちの動きが悪くてがっかり。たくさんの役員(多分市役所の人たち)がいるのに、みんな来賓の方ばかりに気をとられて、一般の観客の対応が全くできていなかった。担当を分けておけば対応できるはずなのに~と思ったのだった。